20170906_読書の習慣(とマンガに関するあれこれ)。
学生時代は、割と読書(とマンガ)が好きでした。
大学受験がいわゆる帰国子女枠での日英小論文+面接という形態だったことから、高校生後半からは受験勉強と称して小説・新書・エッセイ系を中心に読んでいました。とはいえ割と浅く広いタイプだったので、それこそ高校時代読んだものでいえばさくらももこのエッセイとか、五体不満足とか、鉄道員(ぽっぽや)とか、パラサイト・イヴとか流行りものを中心に手に取っていました。
※まあ、マンガはその10倍以上読んでいたので、読書家とは言えないのでしょう。3×3EYESとかコータローまかり通るとかグラップラー刃牙とか大好きでした。
※特にグラップラー刃牙好きな方、是非ご一報ください。
大学に入ってからはもっぱら小説と課題図書メインだった気がします。人生の書として今も自分の中のヒットチャート1位に君臨し続ける金城一紀の『GO』と出会ったのもこのころです。
https://www.amazon.co.jp/GO-%E9%87%91%E5%9F%8E-%E4%B8%80%E7%B4%80/dp/4062100541
※今見たら、中古本で最安値1円とかで売られてるんですね…。
※金城一紀好きな方いらっしゃったら是非情報交換させて下さい。
社会人になってからは、多忙を理由に読書からは遠ざかっていました。読まねば、読まねばとは思っていたのですが、独身の時は飲み会やジム通いが楽しく、結婚してからは奥さんとの時間や子供との時間を理由に、読書に手が伸びることはあまりありませんでした。
※そのくせマンガはレンタルという画期的手段で続々と読破。宇宙兄弟、キングダム、ちはやふる…少年少女から青年コミックまで。
そんな僕も、2014年の入院以降、改めて読書と向き合うこととなりました。
厳密には、入院時時間があまりに余っていて、テレビもデイルームにおいてあるマンガ(ハチミツとクローバー、JINなど)もほぼほぼ読破して飽きてしまい、残るは小説や活字に手を出さざるを得ないという背景からきた、消去法的選択でもありました。
不幸中の幸いと思うのは、今のご時世、入院していても通販でほしい本が簡単に手に入ること。僕は電子書籍より紙派ということもあり、家に届けてもらい、妻や母に持ってきてもらうというサイクルで入院中の読書量を増やしていきました。
もともと好きだった有川浩や荻原浩の未読本をはじめ、憧れてばかりで手が遠のいていた司馬遼太郎の竜馬がゆく(文庫全8巻)、その他流行りのビジネス書を手あたり次第に注文しては届けてもらい、読み終わっては家族に渡し…の繰り返しでした。
※有川浩先生の作品はほぼ全作品読破していますが、同志はいらっしゃいませんか。
2016年の2回目と、今回の3回目は事前に入院することが分かっていたので、転移を知らされた際はショックを抱えつつもクールダウンするにしたがって『入院期間中に読む本、買い漁らないとなぁ』と、本屋に思考を巡らせていました。
一般的な入院生活は洗面道具や最低限の着替えなど身の回りのものだけでいいので小さめのボストンバッグで済むのですが、僕の場合は結構な数の本(とマンガ)を持っていくので、前回も今回も入院日数に似合わないキャリーバッグをゴロゴロ引いて、割り当てられた引き出しに本を詰めていました。
今も部屋の片隅には数冊の積読本があります。
まだまだ続く闘病生活、読書(とマンガ)とともに乗り越えようと思います。