がんになって、よかったこと。

ステージ4の大腸がんになっておこった生活や思考の変化を率直に書きます。ネガティブなことばかりではなく、実はポジティブなことも多いのです。

20170829‗はじめに。

先日、Facebook上で、2014年から大腸がんを患っていることを書かせていただきました。

そして平成29年8月現在、2度目の転移をし、抗がん剤治療を開始していることを書かせてもらいました。

 

客観的に見るとこうした僕の現状はもしかしたらとてもかわいそうで不幸に見えるかもしれません。

 

でも、当人は実は意外とあっけらかんとしています。

なんなら、がんになって良かったと思うこともあります。

 

がんになって気づいたことや、なったことで出会えた人。

がんになってはじめたこと、やめたこと。

がんになって得た新たな趣味や、ライフワーク。

 

告知を受けたからの3年で、僕の人生は色々な面で大きく変わっています。

それらの多くは、僕にとってとてもポジティブで、うれしい変化です。

僕ががんにならなければ起こらなかったことだとすれば、

それは僕にとって、がんになって『良かった』ことです。

 

健康を基準に考えたとき、がんに限らず、病気になることはマイナスに見えます。

まあ確かにマイナスであることには変わりないのかもしれませんが、とはいえ落ち込んだり悲しんだりばかりいても何も前には進まないので、あえて『良かった』と思うことを切り取っていければと思います。